ダルマチア‐シベニク

ダルマチア‐シベニク

ラム皮の袋の中で熟成されたチーズとドゥルニシュDrniš産プルシュト(生ハム)のおともに、プリモシュテンPrimošten産バビッチBabić種の赤ワインのグラスを傾ける…これは、シベニクのグルメの祭典のほんの序の口にすぎません。イワシ、新鮮なマグロ、スクラディンSkradinのクムバシツェkumbasiceソーセージ、名高いソパルニクsoparnik(フダンソウ入り薄焼きパン)、オリーブ・イチジク・オリーブオイルの具入りの美味しい焼き菓子、干しイチジクやナツメヤシ、アーモンドを素材としたデザートなどの数々が、あなたの味覚をきっと満足させるはずです。

Sir iz mišine (Mišni sir)

Žižula

Skradin cake

Luganige

美食のモニュメント

シベニク地方の景観は、ユニークな自然モニュメントとよばれています。それは、巨匠ユライ・ダルマティナツの手による秀逸な作品、シベニク大聖堂のような世界文化遺産リストのトップレベルの珠玉の文化モニュメントを人類が創り上げたため。クルカ川の渓谷や滝、河口からコルナティ諸島まで広がるこのエリアには、クロアチア国内でももっとも美しく、細心の注意で維持管理されている国立公園があります。クロアチアの風景がもたらす魔法を、一つだけの場所で描写し、体感する必要がもしあるとするなら、スクラディンの街がおすすめ。クルカ川の滝の下流に位置するこの街では、川の水がアドリア海とまざりあうのです。神秘主義者たちは自然の力について瞑想するためにこの地を訪れ、かのビル・ゲイツ氏がもう何年もしてきたように、世界のセレブたちはヨットを停泊する人目につかない係留地を求めてやってくるのです。

 

このエリアのグルメも、おなじくらい鮮烈です。ここでは、この地方だけでなく、人類一般の食文化でも最古の逸品が、世界有数の贅をつくしたレストランで提供される極上の人気メニューの数々とむすびついているのです。たとえば、食の歴史の草分け的存在であるチーズの原型「ミシュニ・スィールmišni sir」(羊皮袋のなかで自然に凝固したミルク)を、ここではまだ見つけることができるほか、何万年も前に人類が楽しんだのとまったく同じように天然の牡蠣をこんにちでも堪能できます。海から引き揚げ、殻をこじあけ、甘美なためいきとともにすすりあげて食べるのです。シンプルながら非の打ちどころなく焼き上げられたグリル魚は、ユニークなスクラディン・リゾットと同じレストランで食べることができます。スクラディン・リゾットは、錬金術師の秘法のように12時間もかけて調理され、とろけた肉が新たな美食の味覚を生み出しているのです。

ご当地グルメ

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