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ステチュツィ―中世の墓石碑群モニュメント

UNESCO

ステチュツィ―中世の墓石碑群モニュメント

ヴェリカとマラ・ツルリィヴィツァ、チスタ・ヴェリカ、東経16度53分33.97秒、北緯43度30分57.48度

ドゥブラヴカ – スヴェタ・バルバラ、コナヴレ、東経18度25分20.57秒、北緯42度32分30.42秒

 

通称「ステチュツィstećci」と呼ばれる中世の墓石碑群モニュメントは、通常、石灰岩を切り出して作られた、長方形で上面が平らか三角屋根の形状になっており、一枚岩を横置きにしたバージョンと直立バージョンの両方があります。ステチュツィは、普通、碑文のほか、うずまきやアーチ、星や宗教的シンボルなどの原始的イメージで装飾されていますが、動物や騎士道トーナメントなどのより複雑なモチーフが描かれる場合もあり、なかでも、右手を振り上げた人物画は代表例といえます。それぞれの装飾は、ステチュツィの作成に携わった石工の腕にかかっていただけでなく、それぞれの墓石が特別にあつらえられたことから、その下に永眠する故人を象徴するものであったと考えられています。調査によると、最初のステチュツィは12世紀後半に建てられ、14-15世紀にかけてそのピークに達しましたが、16世紀初期には、完全に建立されなくなりました。クロアチアでは、チスタ・ヴェリカCista Velikaのヴェリカ(「大」の意味)ツルリィヴィツァVelika Crljivicaとマラ(小)ツルリィヴィツァおよび、コナヴレKonavleのドゥブラヴカDubravka – スヴェタ(聖)バルバラSv. Barbaraの二か所の共同墓地に、約4400ものステチュツィがあります。マラ・ツルリィヴィツァは、スプリットから東に約55キロに位置し、車でほんの1時間でたどり着けます。また、ドゥブラヴカは、ドゥブロヴニクから南に車で約1時間の距離にあります。