夏の暑さや地中海世界の賑やかな雰囲気からふと逃れて、大昔からの森林やブドウ畑や河川の流れる緑の丘陵での牧歌的な休暇をお求めでしょうか?内陸部の静かで落ち着いた雰囲気に点在する、ロマンティックな中世の町や夏の別荘、温泉保養地や巡礼地などでしょうか? そんな時は、ザグレブ北方の中部クロアチアがお勧めです。 フルヴァツコ・ザゴリェ地方を先ず見てみましょう。 そこは、なだらかに続く丘陵と川が織りなす絵のような世界です。
ヴァラジュディンは、クロアチアで最もバロック風の町です。 町には緑が多く、手入れの行き届いた公園、念入りに設計された庭園、ヴェルサイユ風の生垣に刈り込まれたニオイヒバが特徴の整然とした市霊園などが、ヴァラジュディンの盛名を高めています。 また、この町は芸術、工芸、経済面も活発で、9月の二つの祭典はよく知られています:ヴァラジュディン・バロックの夕べとスパンツィェルング祭で、様々な催しが通行人を楽しませています。 ヴァラジュディン地方は、文化面の活発な活動や354にのぼる文化遺産に加え、豊かな自然環境も残しています。 トラコシチャン城(現在は博物館)とその森林公園や、旧石器時代の面白い地層を示す3つの洞窟などがあります。 これらは、過去数千年にわたり人間がこの地域に住んでいたことを物語っています。
あるいは、芸術志向の方々で、ナイーヴ画、地方伝統、民俗風習、古い伝統工芸に関心をお持ちなら、ザグレブの北東、ポドラヴィナ地方に行かれることをお勧めします。 特に6月は、コプリヴニツァ、ジュルジェヴァツ、クリジェヴツィの町でそれぞれお祭りがあります。
ポドラヴィナとはドラヴァ川流域と言う意味で、ビオゴラ山系とカルニク山系の幸にも恵まれ、魚や肉類が豊富です。 サイクリングには最適のコースが続いており、ショデリツァ湖やナイーヴ画の揺籃の地フレヴィネなど、美しい景観の中を走り抜けます。