古代ローマの都市スィスキアは、堡塁塔、塹壕、ローマ時代後期の建物の一部などからなり、
オールド・タウンと呼ばれるルネサンス砦は、1593年の歴史的な対オスマン戦の証人です。ローニャ湿原自然公園は、サヴァ川のスィサク下流で左岸に広がっています。ここ一帯の素晴らしさは、サヴァ川やその入江辺りの村々によく現われていますが、そこには多くの農家や民家があって、訪問者は思いで深い一時を過ごすことができます。家屋は昔からの木造が多く、その屋根にコウノトリが巣を構えているのも良い景観です。特にチゴチ村にはコウノトリが多いことから、ヨーロッパ・コウノトリ村となっています。九月初めの”ケルトの夕べ” はスィサクの過去を偲ぶ興味深い文化イヴェントです。クパ川に浮かべたいくつものボートに、古代の戦士、ドルイド僧、貴婦人、英雄、市民たちが当時の衣装で乗り、川面を漂うのです。
ザグレブ南東部のロニュスコ・ポリェは、中央クロアチアのサヴァ川の渓谷にある最大の自然公園です。広さ506km2のヨーロッパ最大級の湿地帯で、ラムサール条約によって国際的に重要な湿地帯に指定されています。とても広く、閑静で落ち着いた雰囲気の湿地帯です。スイレンに覆われ、古代からのオークの森に囲まれたこの湿地帯は、特に夕暮れ時の風景が素晴らしいです。また、ロニュスコ・ポリェには、多くの小鳥や様々な種類のアヒルを含む250種もの貴重な鳥類が生息しています。中でも最も有名なのはコウノトリで、村の木造の魅力的な家屋の屋根に巣作りしています。それらの村のひとつチゴチュ村は、1994年、ヨーロッパ初のコウノトリ村を宣言しました。ロニュスコ・ポリェにはヘビも生息していますが、岩の多い南クロアチアと比較すると毒ヘビの数は圧倒的に少ないことがわかっています。