クロアチア・アドリア海域の真珠シベニクは、アドリア海東岸の最も美しい峡谷地域を流れるクルカ川の河口にあります。クロアチア人が建てた最初の町シベニクが記録に登場するのは1066年、クロアチア王クレシミル四世の統治下です。歴史文化遺産は何よりも、聖イヴァン大聖堂に見られます。これは有名な建築師ユライ・ダルマティナツが建てたもので、ユネスコ世界遺産になっています。多くの教会、修道院、邸宅が集まり、四つの中世砦が町を守っており、何世代にもわたるシベニク市民の忍耐、克己、信仰を証しています。シベニクは文化の町であり、世界で唯一の世界子供大会を毎年主催しているほか、ダルマチア歌謡祭など伝統祭も多くあります。近くには二つの国立公園がありますークルカ川とコルナティ群島です。いずれも非常に美しい景観で観光客を魅了しています。タカ・センターはシベニクからわずか8kmの美しい松林にあり、そこでタカの生態を観察することができます。クルカ国立公園近くの民俗村ダルマティでは、ダルマチア内陸部の昔の生活を体験することができます。
1431年~1535年にかけて建設された聖ヤコブ大聖堂は、15、16世紀に北イタリア地方、ダルマチア地方、トスカーナ地方の建築様式がお互いに影響を与え合っていたことを示しています。フランチェスコ・ディ・ジャコモ、ダルマチアのジョルジョ・オルシーニ、フィレンツェのニッコロの3人の建築家それぞれの建築様式が上手く調和し、ユニークなドームを持つ石造りの大聖堂です。
総面積70km2のコルナティ群島には140の無人島と岩礁があり、ユニークな形をした岩礁や岩や切り立った崖で有名です。「コルナティ群島の数は一年間の日数ほどある」という古くからの言い伝えがあるように、小島の数は増え続けている、という人もいます。国立公園内で最大の島は群島の名前にもなっているコルナトゥ島です。海と岩が迷路のように入り組んだこの海域の航行を助けるため、コルナティ群島には多くの歴史ある灯台があります。ブリトゥヴェニツァ灯台やセストリツェ灯台は、今日では現代の「ロビンソン・クルーソー」が訪れる観光地となっています。太陽の光が降り注ぐ海と小島のある手付かずの自然豊かなコルナティ国立公園は、ヨットマンに最も人気があります。
美しいクルカ川の本流が流れる自然豊かな国立公園で、文化・歴史史跡も多く見られます。その中でも最も特徴ある史跡は、川が広まってできた湖に浮かぶ細長いヴィソヴァツ島のフランシスコ修道院です。修道院内には絵画の展示スペースがあり、14世紀の教会もあります。上流の渓谷の中ほどには特徴ある東方正教会のクルカ修道院があり、さらに高い場所にはいくつかの歴史的史跡が残っています。民俗博物館としても利用され、旅行者に人気のあるいくつかの古い水車では、小麦が挽かれていた当時の様子を知ることができます。民族衣装に身を包んだ歴史ガイドによるデモンストレーションは、公園を訪れる多くの子供たちにも人気があります。クルカ国立公園の主要な観光スポットは7つの滝で、最も幅が広いロシュキ滝や、最大で最も有名なスクラディンスキ・ブクがあります。