クヴァルネルは伝説のアプスィルトゥスの島々、またはオパティヤ、ツリクヴェニツァ、ヴィノドル、リエカの忘れ難いリヴィエラが並ぶ地域です。オーストリア・ハンガリー帝国の貴族が残していったエリート避暑地として有名である以外にも、ここではプリモリエ地方の中央都市リエカが誕生しています。しかし、それらとクヴァルネルの島は全く別の世界です。メーデイアの弟アプシュルトゥスにちなんで付けられたアプシュルトゥス群島は、クルク、ツレス、ロシニュの島ですが、その全ての島が古代や中世の遺産で溢れています。その中でも特に重要なのは、1999年に発見された”アポクシュオメノス”と呼ばれる運動選手のブロンズ像ですが、それはロシニュ近くの海で発見された、ギリシアの彫刻家リュシッポスの紀元前4世紀の作品です。その他にも1100年に製作されたバシュカプレートがありますが、それは刻まれた最古のクロアチア語の記念碑で、クルク島で発見されました。